「心と体」のアンチエイジング

南波龍童が健康と生き方を考える

肉を食べる人、食べない人

自然食の店やレストランに行くと、肉を食べない人に出会うことがあります。

僕が会ったのはフランス人で、ずっと肉を食べない生活をしているといっていました。

 

肉を食べない理由を聞くと、生き物を殺すのはかわいそうだから、というのです。

 

確かに、宗教上の理由から動物、それも四足の肉は食べないというのは、聞いたことがあります。

 

自然食でいえば、肉は食べずに野菜だけのベジタリアンの人もいますよね。

 

作家の瀬戸内寂聴さんは、確か90歳を超えておられるにも関わらず、精力的な創作活動ぶりです。
その元気な理由は、大好きな肉を食べているから、とテレビで紹介されていました。

 

世の中では、健康のために肉を食べる派と、健康のために肉は食べないで野菜を食べる派に分かれているように思います。
いったい、どちらが正しいのか判断に迷いますよね。

 

僕が自然食をやっていた若いころ、食養の先生は、
「肉を食べてもよいけれど、質のよいものを食べなさい」と
いっていました。

 

ニワトリなり豚が、どんなエサを食べて、どんな飼われ方をしているのかによって、肉の質が決まるというのです。

 

確かに、そうでしょうね。そうなると、飼育先の牧場の数は限られてくるでしょう。食べ物は人間の口に入るものですから、どこで生産されたかは、とても大事なポイントになってきます。

 

僕は酒が好きなので、焼き鳥や焼き肉で、一杯やるのが至福の時です。その時は、生まれてきてよかったと思えるくらいの幸せ度ですね(笑)。そうなると、肉に関しては、瀬戸内寂聴派ということになります。

 

僕たち人間は、そうした動物や植物の命をいただいて、生きていることが分かります。動物の死があるからこそ、人間が生きていられるわけです。
だからこそ、食事の時に「いただきます」というのは「命をいただきます」でり、「ありがとう」と感謝するんだと思います。